08
「愛」とは何か
2023.04.04 UP

光製作所の人事評価項目には「愛」という項目があります。光製作所が考える「愛」とは何か。それをお伝えします。

「愛」の項目の意味

「より良い製品を作り、相手の立場に立ち、顧客満足度を得るために、設備・器具を大切に扱い、要求品質のQCDに加えてプラスαの行動ができているか」

これが、光製作所の人事評価項目にある「愛」の内容です。評価するのが難しい、と言われますが、この内容にしたのには意味があります。

光製作所には、先代社長が考えた「買う人の身になって制作しよう」という社訓があります。お客様のことを考えたものづくりをしよう、ということです。「相手の立場に立ち、顧客満足度を得るために」というのは、それを表した言葉です。

「設備・器具を大切に扱い」というのは、道具を大切にする姿勢が、良いものづくりを実現するからです。ものを大切にすることは、環境にとってもやさしいことだと思います。

そして「要求品質のQCDに加えてプラスαの行動」とは、人への配慮を怠らない、という意味です。現場では、よくこう言われています。「次工程はお客様」。次の工程に仕事を送るとき、雑に送るのではなく、相手のことを考えて丁寧に送る。物を片手でポイと渡すのか、両手を添えて大切に渡すのかで、相手の気持ちよさが変わるのと同じです。

こうした「人や物への配慮」を、光製作所では「愛」と定義しています。

身近なものを大切にする

人への配慮を忘れてしまうとき、私たちはこんな考え方に陥っているのではないでしょうか。

「今だけ」「金だけ」「自分だけ」。

今が良かったらいいじゃないか、お金をもらえればいいじゃないか、自分だけよければいいじゃないか。そんな考え方が顔を出しているときだと思います。

でも、こんな考え方から出てくる行動は、きっと「愛がない行動」です。お客様を大切にするのはもとより、職場の仲間を大切にしよう、道具を大切にしようという身近なものへの配慮が、愛ある行動に結びついていきます。

私が30代のとき、こう言われたことがあります。

 「ベテラン社員が始業前に工場を一周しているが、何をしているか知っているか?工場の環境が改善できているかを見ているんだ。これをするだけで、現場がスムーズに回る」

誰に言われるでもなく、それをしているベテラン社員には、愛があると思います。

相手に配慮できる組織であってほしい

光製作所の職場には、さまざまな国の人たちがいます。ブラジル、ペルー、インドネシア、カンボジア、中国etc…。多国籍企業並みだと思います。それぞれ、言葉も文化も違います。そのため、コミュニケーションが取りづらい面もあるでしょう。でも、相手に配慮し、理解することはできると思います。

私がいつも驚くのは、外国人実習生の「気づき力」の高さです。ちょっとしたことに気づいて、それを教えてくれます。現場をよく見てくれているのだと思います。これも愛の一つではないでしょうか。

同じ日本人であっても、メンタルが少し弱ってしまった人とは、普段通りのコミュニケーションができないかもしれません。でも、どんな状態であっても、光製作所にいてくれる。その根底には「ものづくりが好き」という共通の思いがあるのではないかと思います。

話やすい人、話しにくい人、いろいろな人がいますが、どんな相手であっても配慮できる、愛のある組織であってほしいと願っています。

月1回、全12回更新
光製作所の想いがわかる
社長コラム

社員、求職者、そしてお取引先企業にもご覧いただける社内報です。

2023.08.03
12

始まりがあれば
終わりがある


代表取締役
大下 達哉
Read More
2023.07.05
11

疾走より継続
 


代表取締役
大下 達哉
Read More
2023.06.06
10

理想の人生
 


代表取締役
大下 達哉
Read More
2023.05.08
09

地域への思い
 


代表取締役
大下 達哉
Read More
2023.04.04
08

「愛」とは何か
 


代表取締役
大下 達哉
Read More
2023.03.01
07

育ち合いの組織を
つくりたい 


代表取締役
大下 達哉
Read More
2023.02.03
06

「幸せ」とは何?
 


代表取締役
大下 達哉
Read More
2023.01.12
05

環境事業という
新しい挑戦


代表取締役
大下 達哉
Read More
2022.12.01
04

未来をつくる
事業の「3つの柱」


代表取締役
大下 達哉
Read More
2022.11.01
03

違いを認め、
生かせる組織へ


代表取締役
大下 達哉
Read More
2022.10.03
02

人との出会いに
育てられた


代表取締役
大下 達哉
Read More
2022.09.02
01

なぜ企業理念を
リニューアルしたか


代表取締役
大下 達哉
Read More